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が各1隻)が使用できる。
清水、食料、各種バンカーの供給が可能である。
船舶修理は、Garnock Engineering Co.及び Fran Marince Services Co.の修繕設備を使用している。
87年の入港船舶総数は489隻(13,332,980G/T)で、貨物取扱量は17,479,820トンに達している。
(ビクトリア州)
1.メルボルン港
メルボルンは、シドニーに次ぐ同国第2の大都市で経済の中心をなし、湾岸は大工業地帯として活況を呈している。
港はポートフィリップ湾に臨み、ウィリアムズタウン、ヤラ川埠頭、アプレトン・ドック、スワンソン・ドック、ビクトリア・ドックの各地区とメルボルン港から成り、総面積は31.5平方kmに及んでいる。
バース(総数85)、倉庫12棟クレーン(能力6トン〜60トン)12基、その他各種の近代荷役装置を完備している。
コンテナ・ターミナルは、外航と内航船用のコンテナ・バースが合計15あり、コンテナ吊上げ用高架クレーン13基(能力45トン×7,36トン×3,35トン×2,28トン×1)がある。
タンカー・ターミナルには、港湾局の運営する3オイル・バースがあり、長さ289m、吃水11.2mまでのタンカーの収容が可能である。
清水、食料、燃料、ディーゼル油、ガスオイルなど全て供給が可能である。
船舶修理は、政府所有の Alfred Graving Dock(長さ146.2m×幅29.6m×吃水7.92m)、公共浮きドック(全長150m、幅24m、吃水6m)などがあり、犬型修理も可能である。
United Ship Services社、Duke& OrrDry Dock社、Buchanan & BrochShip Repair社などが船舶修理を扱っている。同港は、羊毛、酪農品、石油製品の輸出港であり、自動車および部品、機械類、木材などの輸入港である。

 

 

 

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